なぜ居酒屋は不景気に強いのか?

なぜ居酒屋は不景気に強いのか?

日本社会は、長い間不況が続いています。
そして不況になると真っ先に、家計から削られてしまう出費が外食費です。

 

そのため、外食産業は非常に経営が厳しく、
不況で消費者の財布の紐がきつくても生き残るため、
様々な工夫を凝らしています。

 

最近の居酒屋のトレンドを見ても、
不景気が根底にある事が一目瞭然なラインナップとなっています。

 

最近の居酒屋トレンドをいくつか紹介します。

 

まず「せんべろ」とは、千円でベロベロに酔う事が可能な、格安居酒屋の総称です。
「角打ちスタイル」はせんべろの中でもさらに究極の形で、酒屋の店先で飲む事です。

 

もともと江戸時代に酒屋の店先で飲みたいという要望から、
居酒屋が誕生した経緯があるわけですから
原点にかえった居酒屋だと言えるでしょう。

 

昭和のニオイを強く感じる大衆居酒屋が人気なのも、
懐古主義が関係しているのかもしれませんね。

 

他に少量のお酒をいろんな種類楽しめる
「きき酒型居酒屋」などのシステムを筆頭に「セルフ居酒屋」も人気です。
セルフ居酒屋は、サービスを自分でする事で人件費を削減し、
料理を安く提供しています。

 

またシステムで言えば、生産・製造業と直結したビジネスモデルの居酒屋も増えています。
仕入れの流通経路を短縮した事で、仕入れ値を安くする事が可能です。

 

これらの全てのトレンドが、格安居酒屋の流れに繋がります。
またお店の形態だけでなく、昼宴会や一人飲みなど、
消費者の飲み方も飲み代を安く抑える飲み方がトレンドになっています。
不景気でも、我慢をするのではなく、
工夫次第で安く飲むという発想の方が楽しくていいですよね。